ポーズ・アーサナ

ヨガの基本、タダーサナを正しくおこなう

タダーサナイメージ

「ただ立っているだけでしょ」と思うかもしれませんが、「立つ」というのは簡単なようで実は意外に難しいのです。ヨガにはいろいろなポーズがありますが、この「タダーサナ(立つポーズ)」は全ての基本。タダーサナが正しくできなければ、他のポーズを正しくできるわけがないと言えるほど。

本記事では、「タダーサナが正しくできているかどうか」のチェックポイントをご紹介します。

ダメなポイントとは?

まずは自身の立っているときの姿勢を写真などに撮り客観的に見てみましょう。

①肩が内側に入っている

デスクワークが多い人は、背中が丸まり猫背になりがちです。PCに向かって集中していると自然に両肩が内側に入ってしまうのです。それが知らないうちに習慣化され、座っている時だけでなく立った姿勢でも肩が内側に入ったままに。自分ではあまり意識していない人も多いでしょう。横から見た時に耳の下よりも肩が前にある人は要注意です。

仕事の合間や風呂上がりなど、肩甲骨を寄せて胸を開くようなストレッチで、肩を正しい位置に戻すようにしましょう。

タダーサナNGポーズ01

②骨盤が後傾になっている

電車で立ってスマホを見ている人の過半数は、骨盤が後傾になっています。尾骨が少し内側に丸まり、腰のカーブがなくなる姿勢です。スマホなど下を向くときなどに多く見られ、骨盤が後傾になることで、背中が猫背になり、下腹が出てお尻も垂れてしまいます。どれをとってもいいことはありません。一見楽な姿勢に感じますが逆に腰を痛める原因になります。

後傾の癖があると自覚している人は、少しお尻を突き出す(前傾)くらいを意識した方が良いかもしれません。胸をはり、目線を少し上げることで背筋もスッと伸びてきます。

タダーサナNGポーズ02

③骨盤が前傾になっている

骨盤の前傾とは、いわゆる「出っ尻」の姿勢です。お尻が突き出ているため、腰が必要以上に反ってしまい負担がかかってしまいます。また肋骨が開きすぎる傾向もあります。男性より女性の方が多いのですが、日本人では男女とも比較的少ないようです。スマホやデスクワークの影響もあり、最近では骨盤が後傾気味の人の方が多いといえます。

前傾の人は、お腹の力が抜けていることが多いので、下腹部に力を入れることを意識するといいでしょう。

タダーサナNGポーズ03

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