ポーズ・アーサナ

【ヨガ上達への道】ハイランジを呼吸でさらに深める

ハイランジイメージ

ヨガだけでなくエクササイズでもおこなられるハイランジ。比較的難易度が低めに思われている人も多いですが、基本的なポーズだからこそ深めることが大切です。

本記事では、ハイランジを呼吸と共に深める方法をご紹介します。後屈が苦手な人にもおすすめです。

呼吸と動きを連動させていきましょう

step
1
息を吸って上へ伸びます

ハイランジ後屈やり方01

最初から踏み込んでしまわずに、両脚はあまり曲げずにゆったりとリッラックスします。戦士のポーズでは前足のかかとの延長線上に後ろ足のつま先がきますが、ハイランジでは一直線上ではなく足は骨盤幅にしておきます。つま先と骨盤は正面を向くようにして、まずは下半身の土台を安定させましょう。

息を吸いながら、上半身を伸ばすように両手をできる限り上へ伸ばします。両手のひらを前へ向け、親指同士を軽く引っ掛けると両腕が伸ばしやすいでしょう。この時膝は曲げないようにしておきます。

step
2
息を吐きながら前足を踏み込みます

息を吸いながら上へ伸びた後、ゆっくりと息を吐きながら前膝を曲げて前に踏み込んでいきます。前体重に二里すぎないように、後ろ足はかかとをアップして力強く床をプッシュします。

ハイランジ後屈やり方02

step
3
呼吸を繰り返して後屈を深めます

踏み込むのと同時に息を吐きながら上半身を後屈させます。腰から反るのではなく胸椎から反ります。胸の中央をアップするイメージです。尾骨を内側に入れ込むようにすると腰を反るのを防いでくれます。また、一度に後屈するのではなく「息を吸って上に伸び吐きながら踏み込んで後屈する」という一連の動きを何度か繰り返して、徐々に後屈を深めていきます。

ハイランジ後屈やり方03

メモ

いろいろな後屈のポーズがありますが、ポーズによっては自重で必要以上に後屈しすぎてしまい腰を痛める原因になってしまいます。ハイランジは後屈の度合いを自分でコントロールしやすいので後屈の練習としてもおすすめです。

ポイント

  • すぐに踏み込まない
  • 上体を十分に伸ばす
  • 後ろ足のかかとを上げる
  • 呼吸を繰り返しながら後屈を深める

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