「ブリクシャーサナ」は代表的なバランスポーズです。ヨガをよく知らない人でもヨガのポーズといえば思い浮かぶ人も多いでしょう。「立木のポーズ」と言われるように木がまっすぐ立っている様子を表しています。下半身は木の幹、上半身はそこから伸びる枝。身体の軸を意識して集中することがポイントです。
本記事では、ブリクシャアーサナのやり方をご紹介します。
効果
- 太ももの引き締め
- 集中力アップ
- 下半身の強化
- バランス感覚アップ
身体の軸を意識しましょう
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1足のかかとを軸足につけます
両脚を揃えて立ちます(タダーサナ)。手は腰におき、片足を少し外側へ向けます(45度くらい)。その足のかかとを少し床から浮かせて、かかとを軸足につけます。体重は軸足にかけましょう。
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2足を付け根までアップします
浮かせたかかとを脚にそってアップ。脚の付け根まで持ち上げます。グラグラするようであれば、手で足を持ってサポートします。足裏は軸足の内ももにぴったりとつけましょう。足裏全体で内ももをグッと押すイメージです。軸足はその力に負けないように押し返し、足裏と内ももで押し合います。また軸足の足裏で床をしっかり踏みましょう。
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3バランスを取ります
上げた足のかかとを引っ掛けることもあります。その方がバランスを取りやすいかもしれません。それでも難しい場合は、足の位置を下げましょう。ふくらはぎでもかまいません。まずはバランスが取れる無理のない位置を見つけてください。ただし膝の横は避けてください(関節を痛める恐れがあるため)。
メモ
大切なのは、上げる足の高さよりも軸足の使い方です。身体の軸を意識しましょう。軸がつかめれば下半身が安定してバランスが取れるようになります。
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3両腕をアップします
バランスが取れたら、息を吸いながら合わせた手を天井へ上げます。手の先から足先まで背骨を真っすぐ伸ばし胸を開きましょう。曲げた膝は少し後ろにして骨盤を広げます。目線は一点を見て集中します。
ポイント
- 軸足を意識する
- 足裏と内ももを押し合う
- 背筋をまっすぐ伸ばす
- 無理に足を上げない