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【自律神経の乱れを解消!】腹式呼吸と胸式呼吸とは?

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現代人は自律神経が乱れがちです。自立神経が乱れると、肩下り、頭痛、冷え、むくみなど、身体にいろいろな不調が起こります。そんな身体の不調の症状のひとつが呼吸といわれています。逆をいえば、呼吸を整えることが不調を解消する鍵かもしれません。

本記事では、代表的な腹式呼吸と胸式呼吸という2つの呼吸法をご紹介します。

浅くなりがちな現代人の呼吸

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ヨガをはじめる前は呼吸のことなどあまり意識せずに生活していました。ヨガをはじめたころに感じたのが、呼吸ができていないということ。10秒息を吸って10秒息をゆっくり吐くというとても簡単なことが、できませんでした。こらえきれずにすぐに呼吸を繰り返してしまうのです。自覚症状は全くありませんでしたが、呼吸が非常に浅かったのです。深く呼吸をすることがこんなに難しいとは思ってもみませんでした。そういう人は意外に多いのではないでしょうか。

では、なぜ呼吸が浅くなるのでしょうか。主な原因はストレスや自律神経の乱れといわれています。現代人は運動不足だったり、長時間のデスクワークなどで無意識のうちに身体に負荷がかかっていることが多いのでしょう。慌ただしい生活の中で深く呼吸をすることを忘れがちです。ヨガはそんな現代人が呼吸を意識するよい機会なのかもしれません。

腹式呼吸でリラックス

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腹式呼吸はその名の通り腹部を使った呼吸方法。できる限りお腹をふくらますように息を吸い、吸いきったら今度はお腹を凹ますようにゆっくり口から息を吐きます。それぞれ10秒くらいかけます。腹式呼吸は、副交感神経が活発になり、リラックス効果があるといわれています。また肺の下にある横隔膜が上下し内臓が動くことで血流がよくなったりコアの筋肉が使われ基礎代謝を上げる効果もあります。一般的にヨガのときには腹式呼吸がすすめられることが多いと思います。

トレーニング系は胸式呼吸

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ヨガと言えば腹式呼吸と思われがちです。たしかに一般的なヨガはリラックス系が多いため、腹式呼吸が推奨されるでしょう。しかし、ヨガの中でもパワーヨガやフローなどは腹式呼吸ではなく胸式呼吸がよいとされています。副交感神経を優位にさせる腹式呼吸に対して、胸式呼吸は交感神経を活性化させるからです。呼吸法としては、真逆。お腹を膨らませるのではなく、胸に呼吸を入れる意識です。息を吸う際に胸(肺)をふくらませることが一般的なので、腹式呼吸よりもやりやすいと思われるかもしれません。たしかにそうなのですが、胸だけでなく背中にも呼吸を入れる意識をしてみてください。実際背中に息を入れることはできないのですが、背中に息を入れる意識をすることで肩甲骨が下がり姿勢が整ってきます。

ポイント

・呼吸を止めない
・まずは息を吐き出す
・吸うときは鼻から吸う
・無理をしない

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