「太陽礼拝」のポーズの中で壁にぶつかることが多いのが、「チャトランガ(ダンダーサナ)」。正しくおこなうのが難しいポーズのひとつです。腕の力で身体をキープするのではなく、体幹(コア)の力を使うことが大切!
チャトランガのやり方
- プランクポーズから肘を後方へ曲げ身体を下げる
- 床と身体が平行になるくらいで少しキープする
- 息を吐きながらゆっくりと身体を床におろす
さて、みなさんは、きちんと正しくできているでしょうか?間違っていないかチェックしてみましょう。
ココをチェック!
①手のつく位置は、前すぎないか?
②脇が開き過ぎていないか?
③お腹の力が抜けていないか?
ダメなポイントとは?
①手のつく位置が前すぎる、お尻が上がっている
手の位置が前すぎると肩甲骨や腕が上手く使うことができません。手の平は、胸の横に。ポーズ最後のうつ伏せになったときに、胸の横に手があるかチェックしてください。肩の横など前に手をついている人は、「プランクポーズ」の姿勢に戻ってチェックしてみましょう。(プランクポーズでは、手首の上に肘がくるようにセットします)
また、手が前についているとお尻が上がりやすくなります。体幹(コア)に力を入れて、背中から足までまっすぐになるようにしましょう。
②脇が開いている
肘は脇腹の横にして、脇は適度にしめるようにしましょう。開き過ぎてもダメですが、しめ過ぎてもダメです。卵を脇にはさむくらいに。脇を開くと腕に力が入り腕立て伏せのようになってしまい、本来のポーズの効果が出ないので気をつけましょう。
③お腹がぬけている
お腹の力が抜けるとお腹が下に落ちて、身体を支えることができません。必ず、お腹の奥に力を入れ身体をまっすぐにキープましょう。アウターマッスルではなく、インナーマッスル(体幹・コア)を意識するのが大切です。