フィットネスジムやスタジオによってはヨガマットを貸し出ししてくれるところもありますが、ヨガメインで通うならマイマットは持っておきたいですね。ただヨガマットといっても、価格や機能はピンキリ。いったいどのくらいのものを購入すればいいのか迷う人も多いでしょう。ここでは、初心者がはじめてヨガマットを買うときの選び方をご紹介します。
購入ポイントは「価格」「クッション」「グリップ」。ほかにも素材や絵柄などありますが、はじめて購入する場合は、まずはこの3つの点でベーシックなものを購入するとよいでしょう。
- 価格
- クッション
- グリップ
①価格
価格は本当にピンキリです。1,000円くらいのものから数万円のものまで。「安すぎて後悔するのも嫌だし、高いのもちょっと……」という人は多のではないでしょうか。1本目であれば5,000円前後くらいのものを購入してみましょう。使ううちに「もっとヨガを本格的にやりたい」「もっと○○○なマットが欲しい」と感じたら、そのときにワンランク上の自分にあうマットを探してみるのがいいと思います。
②クッション
初心者にとって「クッション」はとくに重要です。クッション性が低いと肘や膝をマットについたとき痛いと感じることがあります。クッション性はマットの厚さに比例するので、必ず厚さをチェックしてください。薄いもので2ミリ、厚いものでは1センチ以上のものもあります。初心者であれば、ヨガマットの厚さは4~6ミリくらいがおすすめです。同じ商品のマットでもいろいろな厚さがあるので間違って購入しないように気をつけましょう。
また厚いマットはクッション性が高く快適ですが、その分マットが重くかさばります。スタジオに通う場合は、機能だけでなく利便性も考えておきましょう。
③グリップ
マットに手や膝をついてポーズをとりますが、滑ってしまうことがよくあります。とくに手は汗で滑ることがあります。レッスンの妨げにもなりますし、転倒などの危険もあります。マットを購入する際は、実際マットを触ってグリップの具合を確認してみましょう。マットのお試し会などはブランドや商品の違いをチェックできるのでおすすめです。
店舗で確認できない、もしくは通販で購入する場合は、グリップに関する商品説明や購入者のレビューを見てみましょう。ただ「絶対滑らないマット」というものはありませんので、期待しすぎないように。
これを買えば間違いない!ヨガマットブランド
ヨガマットもいろいろなブランドから販売されています。以下にあげるブランドは、有名なものばかり。安いヨガマットもたくさんありますが「ブランドにもこだわりたい!」「ヨガマットもおしゃれにしたい」という女性におすすめです。ノーブランドのものに比べて、大きく失敗することはありません。
マンドゥカ
「憧れのヨガマット」=「マンドゥカ」と言っても過言ではありません。インストラクターにも愛好家が多い超有名ブランドです。1万円を超える商品も多く、全体的に価格が高め。機能性が高いものが多く、少し高価なものを購入しても損はないでしょう。中には初級者向けモデルで6,000円くらいのものもあり、1本目のヨガマットにおすすめです。
スリア
ヨガウエアで人気な「スリア」ですが、おすすめヨガマットブランドとしても高い人気があります。カラーバリエーションが豊富で、ニュアンスのある色味は女性らしくおしゃれ。機能面においても軽量で持ち運びしやすくクッション性もあり、非常にバランスがとれています。7,000円くらいという価格もお手ごろ。比較的取り扱い店が多いので、店頭で色などをチェックしやすいでしょう。
ハガーマガー
アメリカ生まれのヨガ用品の専門メーカー。アメリカでは高い品質で人気です。5,000円以下から10,000円くらいと価格帯も幅広く、自分にあったマットを見つけることができます。売れ筋は「ネイチャーコレクションウルトラマット」。鮮やかなグラデーションが特徴です。マットのほかにプロップス(補助具)などのラインナップも充実しています。取り扱いが少なく通販や一部の専門店でしか購入できないのが少しマイナスかもしれません。
初心者ならではの注意点とは?
3つのポイントとブランドを紹介しましたが、その他にも注意しておきたいことがあります。
アレルギー
天然ゴムを使ったマットもあるので、ゴムアレルギーの人は素材を必ずチェックしましょう。
匂い
意外に見落としがちなのが「匂い」。人によって感覚に違いがありますが、匂いに敏感な人は注意しましょう。商品によっては匂いの強いものがあります。新品を開封した際に気になる場合は、少し干しておくといいでしょう。
ホットヨガでの使用
ホットヨガで使う場合は、マットもホットヨガ用を選びましょう。商品説明部分にホットヨガで使用できるかどうかが記載されています(安価なものにはない場合もあります)。
汗で滑る人は、ヨガタオルとの併用も
マットに手をついたときに汗で滑ったことのある人は、ぜひヨガタオルを活用してみてください。マット全面や部分的など、サイズもいろいろ。スタイルにあわせて選んでみましょう。(全面に敷くのもよいのですが、ポーズをとる際に足でずれてしまうため、個人的には小さいサイズを手元にだけ敷くのがおすすめです)価格は2、3,000円くらいからあるので購入しやすいでしょう。
スタジオなどで人の使ったヨガマットを使用するのが気になる人にもタオルはぴったり。コロナなどの衛生面から見てもおすすめです。