ヨガインストラクターというと、一般的には女性を想像する人も多いかもしれませんが、実は男性のインストラクターもけっこういらっしゃいます。とくにベテランには多い印象です。その中でも今回は若手の注目インストラクターである山口陽平先生のヨガクラスを受講してみました。
本記事では、山口先生の経歴やクラスの内容、雰囲気などをご紹介します。もし興味が出た人は一度受講してみてはいかがでしょうか。
トライアストンの選手からヨガ指導者に
山口陽平先生は、私がいつもお世話になっている山本俊朗先生とも交流があり、湘南での練習会でお会いしたくらいでした。その練習会の雰囲気は非常によく、最後にみなが披露した際の山口先生のアーサナが印象的でした。今回はヨガフェスタで機会があったので、レッスンを受けさせていただきました。
まずは山口先生のプロフィールからご紹介します。
山口陽平プロフィール
体育大学在籍中に医学博士のもと、生理学、運動生理学を専攻し、心と体の健康について学ぶ。卒業後フィットネスクラブに就職し、トライアスロンに励む。練習のボディワークでヨガに出会い、ガチガチに固まっていた体が心地よくほぐれていく感覚に魅了される。湘南エリアを拠点に東京、神奈川で活動中。ヨガとサーフィンと植物をこよなく愛する、二児父。dharma yoga正式指導者。国内外2000時間以上のトレーニング、WSを修了し、ashtanga、dharma、sivananda、など様々な流派から古来から伝わる伝統的なハタヨガの学びを深める。伝統を大切にしつつも現代人のライフスタイルに合わせたモダンスタイルのハタヨガを伝えている。大規模ヨガイベントにも多数出演。エネルギー溢れるパワフルなクラスが人気。
アシュタンガヨガをされていたようですが、怪我を機にハタヨガをベースとしたダーマヨガを学ばれたそうです。もともとスポーツマンということもあり、爽やかな好青年という印象でした。
後屈ポーズに向けてフローで滝汗
今回受けたクラスは、ヨガフェスタ1日目の午後。アカデミークラスはいくつか種類があり、その中でも山口先生の「一般クラス」は90分のオールラウンドクラスででした。おだやかな雰囲気でスタート。はじめは少し長めのホールドのフローをおこなっていきました。アルダチャンドラチャパーサナまでは、基本、休みなくノンストップ。体温が上がり、しだいに汗がポタポタと落ちていきました。ブリッジをおこなうまでにすでにヘトヘトに(笑)。ブリッジを3回おこない、その後はシルシャーサナ。一般クラスのため半数くらいの人だけがシルシャーサナにトライしていました。その後は、写真用?に受講者全員で輪になったウッティタ ハスタ パーダングシュターサナで写真をとり終了。最後は山口先生のお姉さん(レッスンのアシスタントをされていました)の美しいマントラを聴きながらのシャバーサナでした。
クラスの主なアーサナ
- ウッターナーサナ
- プランク
- チャトランガ
- ダウンドック
- ランジ
- アンジャネヤーサナ
- ヴィラバドラーサナ1
- ヴィラバドラーサナ2
- アルダチャンドラーサナ
- アルダチャンドラチャパーサナ
- ブリッジ
- シルシャーサナ
- ウッティタ ハスタ パーダングシュターサナ
- ハラーサナ
- シャバーサナ
適度な運動量があるので、動きたい人におすすめ
今回は、一般向けのクラスということで、あまり難易度の高いポーズはない印象。アルダチャンドラチャパーサナとシルシャーサナなどが、難しめのポーズでしたから、それらが余裕でできる人は少しものなりないと思うのかもしれません。(ヨガフェスタなので、いつものクラスよりあまりハードルを上げないようにしていた可能性もあります)
少しキープが長めなフローのため、体力は必要。ガンガン動きたい!という人にはぴったりだと思います。またヨガのガイドは細かく丁寧。言葉が途切れることがないくらい流れるようにガイドされていたように感じました。クラス全体の雰囲気としては、明るく健康的。最後はマントラを唱えていただきましたが、スピリチャルすぎることもなく(私自身が苦手)、バランスのとれたレッスンではないかと思います。