ヨガにはさまざまな種類のポーズがありますが、中には非常に難易度の高いものがあります。アドバンスポーズといわれ、ヨガというより中国雑技団かシルク・ド・ソレイユに見えるものも(笑)。
本記事では、上級ポーズを7つご紹介します。すぐにできるものではありませんが、練習を積み重ねたらできるようになるかもしれません。できないポーズができたときの喜びは格別!大きな目標として日々の練習をおこなってみるのもおすすめです。
その1 :インスタ映えもバッチリ
鳩のフルポーズ。肘で足先をひっかける形はできる人も多いですが、両手で足をつかんだり、足先を頭につけるには、さらなる後屈が必要です。腰に負荷をかけすぎず身体の前面を十分伸展させ後屈します。後屈度合いは高いものの、座位のため骨盤は比較的安定させやすいポーズです(とはいえ骨盤を正面に向けるのが大変ですが)。
その2:まるでシャチホコみたい
ピンチャマユラーサナ。腕だけでなく前胸筋などの筋力が不可欠。シルシャーサナは3点のため安定感がありますが、ピンチャは顔をあげるため難易度もアップ。手の平だけでなく肘から手にかけた腕の面でしっかり身体を支えることができるので、上級ポーズというものの、その中では比較的やりやすいかもしれません。肘、肩、骨盤を一直線にするのがポイントです。腰が反りやすいので注意してください。
その3:脚の角度がかっこいい!
横からのアングルがかっこいいポーズ。2点で身体を支えつつ、バランスをとる必要があります。ポーズの原理はバカーサナやカカーサナと同じ。骨盤が上がるほど顔が床に近づくので、油断すると顔から落ちてしまうことも……腕と脇腹でしっかり地面をプッシュします。
その4 :できそうで、できない後屈
そんなに難易度が高いように見えないかもしれませんが、後屈をしながら宙でキープするのは至難の技。後屈の柔軟性だけでなくキープするのにかなりの筋力が必要になります。ブリッジなど手が床に着くポーズのほうがやりやすいでしょう。身体の前面が開くので開放感は抜群!ただトライする場合は、腰を痛めないように注意しましょう。
その5:柔軟性と筋力の両方が必要
柔軟性と筋力の両方が必要なポーズ。ポーズがどうなっているのか、よく見ないとわかりませんが、足を頭の後ろにかけつつ、両腕で身体をアップしています。柔軟性がないと足を頭にひっかける段階で断念してしまいそう。またひっかけられたとしても、腕で身体を持ち上げることが非常に困難!成功すれば自慢できること間違いなしです。
その6:なんかすごいかも?!
こちらもアームバランスの一種。手のひらだけで全身を支えるポーズはいろいろありますが、倒立など逆転系が多いでしょう。その点、このポーズは少し特殊。前後のバランスをとるのが非常に難しいといえます。支えている腕や脇の筋力や体幹が重要。マニアックなポーズにもチャレンジしてみてはどうでしょうか。
その7:ありえない開脚
開脚ポーズはよくありますが、ここまでの開脚ポーズはあまり見たことがありません。通常、開脚というと両脚を開いてそこに上半身を倒していきますが(自身の体重を使うことができる)、こちらは逆。仰向けのまま180度開くのは、相当な上級者。柔軟性に自信のある人は一度試してみては?(笑)