以前テレビなどで「もち麦」がブームになりましたが、スーパー大麦はもち麦よりもさらに食物繊維が豊富なスーパーフード!腸活に興味がある人や便秘に困っている人は、ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。
本記事では、スーパー大麦の特徴と取り入れ方をご紹介します。
スーパー大麦は、驚くほど栄養価が高い
「スーパー大麦(バーリーマックス)」とは、通常の大麦とはまた別の穀物。オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した特別な大麦のことです。食物繊維が非常に豊富で、その他にもいろいろな栄養素を含んでおりスーパーフードと呼ばれています。
スーパー大麦は、食物繊維が一般的な大麦の約2倍、玄米の7倍。フルクタンやβグルカンは水溶性食物繊維が豊富ですし、レジスタントスターチは食物繊維と似た働きを持ち腸の奥まで届いてくれます。3種類もあるため、発酵速度の違いで腸内で順番に働くといわれています。そして、食物繊維だけでなく、ビタミンやミネラル、タンパク質も豊富。(ビタミンB6は玄米の約1.4倍)またGI値が低いことから、血糖値が上がりにくい食品でもあるため、健康やダイエットにおすすめなのです。
では、スーパー大麦にマイナス面はあるのでしょうか。消化を助けてくれる食物繊維ですが、体調や消化器官の状態によってはお腹を下すなど逆効果になることもあるので気を付けましょう。最初は少量を試してみならが取り入れてみてください。また大麦の一種なので、小麦アレルギーがある方は控えた方がいいと思います。あとは美味しいと思うかどうか。独特の匂いやプチプチ感が合わない人もいますので、料理などでアレンジするのがよいかもしれません。(そのまま食べて美味しい!というものではないので)購入する際も最初は少量で試してみて自分に合いそうなら継続するのがおすすめです。
食べ方は炊飯や茹でるだけでOK
栄養価が高くても調理が手間だとなかなか継続が難しいですが、その点スーパー大麦の調理はとても簡単!お米を炊飯する際に一緒に入れて炊くだけ。量はお米1合に対して、スーパー大麦は大さじ1〜2くらい。水は50ミリくらい追加して炊きましょう。
または茹でるだけでもOKです。沸騰したお湯にスーパー大麦を入れて、10〜20分くらい茹でてザルにあげるだけ。炊飯器で白米とまぜてしまうと白米だけ食べることができないので、私は茹でて小分けに冷蔵しておき、好きな時に食事に混ぜています。ミネストローネなどスープに入れたり、サラダに入れるのもいいと思います。