冬は寒いことから背中が丸まりがち。肩が内側に入って背中が猫背になる人が多い季節です。筋肉も硬くなりがちですから、肩周りを動かして柔軟性をアップしましょう。
本記事では、脇の下を伸ばすストレッチをご紹介します。肩の位置を正しくしたり、猫背の予防としてもおすすめです。またブリッジをする際に腕が伸びづらい人もぜひトライしてみてください。
脇下をストレッチして肩関節の可動域も上げる
日常生活をしていると腕を高く上げることもあまりないかもしれません。とくに脇の下なんて伸ばすことはありません。デスクワークや猫背などの習慣もプラスされて肩周りがどんどん固まってしまうのです。ヨガをおこなうときも肩周りの柔軟性は非常に大切です。ブリッジだけでなくハイランジ、ゴームカーサナなどのポーズはとくに肩の可動域が必要になりますから、ぜひ基礎的な練習としてぜひストレッチを加えてみてください。
ストレッチ その1
立ったまま脇の下をストレッチする方法です。まずは背筋をまっすぐにして座ります。手のひらでブロックの広い面をはさみます。肘を曲げずそのまま頭の上に腕をアップします。ブロックが頭上にきたら、肘を曲げてブロックを背中の方に倒します。ブロックを背筋に沿って下に下げるようにすると、脇の下が伸びます。このとき肘が両側に開かないように肘は少し閉じるようにするのがポイントです。また腰を反らないように気をつけてください。
ブロックがない場合は、本やクッションでおこなうこともできます。
ストレッチ その2
こちらは床を使ってストレッチをする方法です。マットの上に四つん這いになります。ブロックは少し前に2つ並行に置いておきましょう。両手を組んで、両肘をブロックの上について胸を床に下げるようにします。両脇がぐっとストレッチされるのを感じることができると思います。やわらかい人は胸が床につきますが、無理をしないように自分のできる範囲でおこないましょう。
またその①と同様に腰を反らないように注意してください。