アンジャネアーサナのもととなった「アンジャネーヤ(神様の名前)」は「ハヌマーン(これも神様の名前で、前後開脚ポーズ名でもある)」のこと。ハヌマーンポーズのように両足が床につくことはありませんが、股関節の柔軟がポイントのポーズです。無理をせずに心地よい伸びを楽しみましょう。
効果
- 股関節の柔軟性アップ
- 前ももとお尻のストレッチ
- 骨盤の歪み解消
- 肩こり解消
三日月のように、全身をしなやかに伸ばして
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1四つん這いになります
手を肩の下、膝を骨盤の下について、四つん這いになります。
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2片足を両手の間に
片足を両手の間におきます。かかとの真上に膝がくるように。前足と後ろ足のスタンスが短ければ、膝を後ろにずらして調整してください。
ダウンドックの体勢から、片足を前に出すのでもよいでしょう。
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3上体を起こします
膝に手をあて、ゆっくりと上体を起こしていきます。
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4足の甲をねかして、骨盤を立てます
伸ばした後ろ足の甲をねかします。そのままでもかまいませんが、甲をねかすことで、足の全面で床を押しことができます。骨盤は左右平行にして、尾骨を下へ向けるように意識しましょう。骨盤は立てたまま、前に押し出すイメージです。また骨盤は前傾しやすい(腰が反りやすい)ので注意してください。少し後傾することで腰を痛めることを防ぎます。
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5手を上げ、踏み込みながら胸を開きます
両手を天井に上げ、前の膝を踏み込んでいきましょう。このとき膝がつま先より前に出ないように(出る場合は後ろ足を下げます)。また踏み込んだとき前体重になりやすいので、後ろの足でもしっかり床を押しましょう。後ろ足の付け根から前ももが伸びるのを感じるください。そして踏み込みながら上げた手を後ろに下げるように、胸を開いていきます。
後屈のポイントは…
息を吸って両手を上に伸ばし、息を吐きながら踏み込んで後屈します。呼吸の吸う吐くを繰り返しながらポーズを深めます。後屈をする際は腰を痛めやすいので気をつけてください。腰からではなく胸から反るようにしましょう。
無理に手を上げたり反らないで!軽減ポーズを
「アンジャネーヤアーサナ」は無理をしないことが大切なポーズです。思うようにできない人は、以下の軽減方法を試してみてください。無理なアライメントをいくらがんばっても上達しません。まずは基礎を固めましょう。
- 骨盤の柔軟性がない人は、足を踏み込みすぎず、骨盤を少し高い位置でキープ
- 胸から反ることができない人は、胸を開くだけでもOK
- 手も上げるのが厳しい人は、腰に手をあて胸を開くことを意識
ポイント
- 腰を反らさない
- 骨盤は前傾ではなく後傾を意識
- 胸を開く
- 肩をすくめない
- 息を止めない
- 呼吸の緩急でポーズを深める
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